思わぬ発見

なぜか私には数学への憧れがあった。
高校以降、ほぼ数学の勉強はしてないし、今更何ができるのか、でも何かしたいなーできたらいいのになーって思っていた。
中学までは普通に勉強していた私。
その中学生の時、数学の成績が割と良く、なかでも図形問題に強かった。
すごく好き、得意というのともなんか違うのだけど、ただ結果、成績が良かった。
難しい問題に当たって、簡単に解けないのだけど、それを考え続けてしまう。
解けないパズルをひたすらやるみたいな感じで。
それが解けた時、すっきり感と達成感と、喜びが快感だったのだと思う。
内省という考え続ける資質が影響しているように今思う。
高校生の時に異様に勉強を放棄し、落ちこぼれになった私。
それ以来、数学には縁がなくなった。
でも、あの時の解いていく過程、考え続ける過程、あの感覚が欲しかったんだと思う。
今年入って、FP、簿記と資格試験の勉強を、異常に怠け者なはずの私が続けている。
やめられない感覚。私らしくなさに自分で不思議に思うくらいだ。
これ、あの私が欲しかった感覚を得ているからなのかなーって途中から思うようになった。
こういう思考を使うことをやりたかったようなのだ。
自分のスイッチがどこにあるのか、自分でもなかなか気づけない。
こんなところにあったんだーみたいな(笑)
何かをやってみると、思わぬ発見があるものだ。