私にたどり着く旅

いつから始まったのだろう。
私は自分がどうしていきたいのか、何をやりたいのか、自分自身が充実感を得たい、そう思っていた。
そこの周りをずっとグルグル歩き続けていても、どうにもどこかに辿り着けるのかわからず途方にくれていた。
コーチングを学んで、そうか自己承認か、と思った。
ここ2、3年はそれがテーマにずっとあった。
人へのコーチングより、まず自分自身から始めないと何にもならないと思った。
結局のところ、自己承認と言っても、その自分が自分で掴めていない。
そこに辿り着こうとしても、モヤモヤモヤ、とわからなくなっていく。
それを昨年秋、受講していたコンパッション講座の主催者の心理士の先生から、見事に指摘された。
どういう言い方だったかは、もう説明できないけれど、要は私のアイデンティティが確立していない。私は自らいつも自分自身に向き合うことをかわして逃げていく、そんなようなことだった。
確かに、私の思いを言葉にして私を見つけたい、このブログもそう思って始めた。
なのに、なのに、やはり一向にそこに辿り着く気がしない。
あれから、私はその先生のカウンセリングを受けることにした。
今はまだ序章でしかない。
自分が自分から逃げてかわしていく。あまりにも私にとって無意識になされることで、その事実に気づけず毎度混乱している。
それでも最近、かすかに薄らと、こういうこと?そういうこと?と感じる要素は出てきている。
自分を見つける、掴みとる。
今はその旅の途中。