私の内省

自分の内省という資質について考えている。

頭でグルグル回すのがあまりにも普通過ぎて、
内省資質に聞かれたときにどう説明したらいいものか。

例えば授業中に寝るってことは、ほとんどしたことない。

興味がない、つまらないなんて、いくらでもあったが、
だから寝ようとはならない。

自分の世界に浸っている時間、他の事を考えてる時間だった。

着想もあるから、何か言葉を拾って、そこから自分の世界へと入っていったのだろう。

そういえば、大学受験の予備校で、自習合宿というようなのがあった。

合宿といっても通いではあったのだけれど、
通常の授業のように、時間がプログラムされているが、
ただその時間、各自自習するというもの。

結構な大部屋で部屋や席も決められていた。
時間ごとに科目も決まっていたかは記憶が定かでない。

そして、その最終日に、一番熱心に自習に取り組んでいた人にということで、
なぜか私は表彰されてしまった。

私はあっけに取られ、みんなには、わー、スゴイという目で見られて
いたく困った。

別に熱心に勉強に集中なんてできてなかった。 

途中集中が切れると、お得意の自分の世界に浸っていた。
関係ない何かを書いていたのかもしれないし、
例えば気になる歌の英語の歌詞を辞書で調べたりして、
フムフムと楽しんでいたりしたのだった。

そんな風に、内省はあまり退屈はせずにすむというのはある。

ただ、それには何か考える材料というのは必要で、
例えば、読書はそういう材料を得られる喜びがあるのだと思う。

人の話もしかり。

思考ばかりに偏りがちで、結局気づけば疲れているということはしばしば。

その辺りにバランスは常に気をつけないといけない。

あまりにも当たり前すぎることって自分では気づくのが難しかったりする。

それほど内省は私と共にあるもの。

これはよく言うのだが、食事、睡眠くらい必要不可欠なものなのだ。

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