動かぬ岩

昨日、少しでも心が動くものをやってみる。
そうして自分のワクワクに近づく。

そんなことを書いた。

書いたけれど、そのワクワクに近づくための行動を起こすのに、
実にひと苦労する私がいる。 

これは自分で笑ってしまうほど。

例えば、私はどっぷり読書をする時間が至福の時間だと感じている。
本屋で一日過ごすとか、カフェで小説を読みふけるとか。

このカフェや本屋で過ごすというのは、ようやく私の日常に入ってきたが、
そこまで行くにはひと苦労だった。

自分がやりたい、やったら楽しいと思っているのに、いざ身体は動かない。
なぜ???

「そんなことより、他にやることあるから。。」

そうやって、ちっともワクワクなんてしない、日々のやることを優先してしまう。

自分のための自分の時間を過ごすことになかなか許可が出せないのだ。

なんて真面目ってこと???

去年の夏のこと。
コーチング受けていた私は、いつものようにグルグルモヤモヤの中にいて、
自分が何をどうしたらいいかわからない状態になっていた。

「とりあえず、なかなか行かれないカフェに行って自分の時間を過ごしてみようかな」
と半分出来そうもないと自分では思いつつボヤいていた。
そんな私を見越してか、コーチから「良かったら約束しませんか?」との提案。

そうだよね、約束でもしないと私はまた行かず仕舞いになってしまう。
「、、、わかりました。この2週間以内にカフェに行って、行ったら報告します!」
と宣言した。

そうやってようやく、約束を果たすことで、カフェでの読書タイムを取ったのだ。

あれから、なんとかうまく自分の中で流れが出来て、今の私のカフェタイム、本屋タイムがある。

こうしてカフェ、本屋については上手くいったのだが、
まだまだやりたいとは思っているけど、放置され、
出番を迎えられずずっと順番を待っているリストたちがたくさんいる。

昨夏の成功体験を元に
これではいかんと、今回またコーチングでその中の「書道」を上げた。
本屋やカフェ同様に埋もれこんでいたやりたいことだ。


またもやコーチと約束をさせてもらうことで、やり遂げることができた。

やったらやはり良かったと思うし、これからもやる時間をなんとか作りたい。

私のワクワクを動かす作業。
本当に難儀なものだ。

やりたいはずなのに、いざやろうとすると、重たーーい岩を動かすかのよう。

いつかこの作業を笑う日が来るのだろうか。

いや今も笑ってはいるのだけど、でもまだ動かない状態。

あの重たさは何だったんだろうね??
本当に頑固者が引き留めていたよね。

そう笑いながら、自分がやりたいことを自由にやっている私。
そんな私に少しずつ、だんだんと近づいていこう。

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