タブーと本当の自分の気持ち

12月に受けたセッションで、タブーに挑戦するということが私にとっての課題かも、と思うことがあった。
私にとって「こうあるべき」をやらない、もしくは「こんなことしたらダメでしょ」といったものを敢えてやる、ということ。
セラピストの方は「挨拶をしない」ということをやってみたことがあると言う。
えー-、そんなことできる??と私はちょっと震え上がった。
そう、私にとっては、挨拶をしないなんて、怖くてできないという感覚になる。
その時は、黒い気持ちをもっと吐き出す、悪態をつく(もちろん独りで)、嫌な気持ちや悪口を書きなぐる、をやってみようと思ったけど、結局、大してできていない。
そんなことがずっと頭の片隅に座り続けているのだが、私に必要なのは、
「他人にとっての良い子、良い人をやめる」
ということに尽きるのだなぁというのが今の結論だ。
嫌な気持ちは持っていると悪い子、悪口を言ったら悪い子、悪態をついたら悪い子。
これは私自身ではなく、ずっとそう教えられてきていて、外から見た自分に対してそう思う。
そして、いつも他人にとっての良い子が私にとってのあるべき姿なのだ。
それに何をするにも相手がどう思うか、気分を損ねないか、嫌な気持ちにさせないか、自分ではなく相手が優先。
自分の気持ちは一体どうなのか、いつも置いてきぼりだ。
逆に自分の気持ちに気づき、それに従おうとした時には、何かモヤモヤザワザワする。
自分の気持ちを大切にしたとしても、そこには罪悪感がついてきてしまうのだ。
これらの気持ちを丁寧に見て、分解して、受け止めて、その上でやはり自分の気持ちを大切にすることを許す。
その作業を続けてみよう。
そう思っている。