わからない世界が怖い

私は白紙が苦手だ。
何もない状態だとどうしていいか戸惑ってしまう。
「自由にどうぞ」
こう言われるとどうしたらいいの????と。
そもそもわからない状態に立たされると、パニくる。
パニックとは大げさかもしれないが、実際、心の中はパニくっている。
例えば、旅行に行く時、ガイドブックを見るが、土地勘がない場所の説明をされてもどこのことだかわからないから、最初見始めが一番苦手だ。
地名がどこの場所のことだかわからないし、それがほぼ全部の地名になるから、地図と照合するにも最初は酷く手間取る。
当たり前のことなのだけど、この状態が私にとってはすでにパニくっているのだ。
なんでこんな話をしているのかと言うと、自分が何をしたいのか、どう思うのか、どうしたら嬉しいのか、私が本当に私が求めることをわかりたい、それは、自分のわからないと取り組んでいることなのだ。
つまり「白紙」「わからない」
その「わからない」は、やはり私にパニックを起こさせる。
と、だからこうしてブログを書いてみたり、コーチングをやってみたり、NLP講座を受けたり、カウンセリングしたりしているが、そこから先になかなか進めない。
「わからない」に踏み出すことが怖い。
自分に焦点を当てると、私は逃げる。
そうカウンセリングの先生にはいつも指摘される。
無意識なので自分では自覚できないが、これまで1年近く受けてきた実際の現象として、確かにそうなのだと認めざる負えない。
それが、この「わからない」ことの怖さに怯えて震えて、やっぱり無理となってしまっていることなのかもしれないと思えてきた。
先日、骨格矯正という全然違う状況で、先生に言われた言葉
「Maiさんの一番悪いところは、わかろうとする前にわからないと言ってしまうことですよ」
これが心に響いている。
わからないの前で怯えて止まってしまう。「わからない」という言葉を盾にして。
かと言ってどうしたらいいのかわからない(←とまた言う)
立ち止まった時、
「わかるにはどうする?わかろうとしてみない?」
そんな声をかけてみたらいいのかな。