抵抗しない

セルフコンパッションの本を読んでいる。

その中に

苦悩するのは苦痛に抵抗するからである

「 苦悩 する = 苦痛 を 感じる × 抵抗 する」

とある。

苦痛に抗わず、そのまんまそこに存在することを許せば、最終的には勝手に消散すると。

このことについてに考えてみた。

そして、実際はこの抵抗しているということ自体に気づくことが、難しいように思った。

抵抗していること自体が隠れている。

ネガティブな思考に取り付かれた時、これまで自分で一生懸命、そうなんだね、そうなんだね、そう思っているんだね、と声をかけるようにしていた。

そのはずだった。そのつもりだった。

でもそう言いながらも、それを何とかしないとと必死だった。

この気持ちに対処しないと。この苦しさをどうしようと。

結局、寄り添っているふりをしながらも抵抗しまくってたんだなーと気づく。

これを読んでからも、まだアタフタする自分を感じる。

でも今度はそれもひっくるめてみよう。

アタフタしている私。

それでもいいんだよ、と。

そして誰もがこういう思いになるものなんだよ、と。

コンパッションについて学んだ時、最初は誰でもへたくそなものだ、ということも言われた。

ただ続けること、そうすることで次第に出来るようになる。

何事もそうだよね。

そんな自分も見守り続けてあげよう。

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