虚像の世界

「知覚は投影である」
これはNLPの学びで言われるフレーズ。
要は私たちが認識する世界というのは、私達自身を映し出しているというもの。
自分が何を見て何を感じているのか。
この世が生きづらいと思っていれば、世界はそう見えるし、優しい世界と捉えていれば、優しい人たちに囲まれ、優しい世の中でしかない。
自分がどういう認識を持っているかで、見える世界は変わってくる。
私はと言えば、二重の世界があるように感じる。
周りを見渡せば、良い人たちに囲まれているし、何の不満を言うことがあろうか?十分幸せだよという世界。
もう一つは、私は誰にも受け入れてもらえない、わかってもらえない、心配で不安でたまらない世界。
前者は事実。
後者は私が作り出している虚像。
と頭では理解している。
二重と言うのは、無意識は虚像の世界にあり、意識は事実を見ている状態。
無意識の世界が圧倒的だから、意識がいつもあれれ、何かおかしいなー????となる。
今の私の自己分析。
そう認識したら、どんだけ私は虚像の世界にいるんだろうということを殊に感じるようになってきた。
そうすると自分の感じている怖さ、不安にますます敏感になる。
逃げ出したくなる。
でもちょっと待って。
少し踏ん張って、今まで見ないふりしてきた自分を受け入れてみよう。
そんな時間を最近過ごしている。