下界を感じながら

今日は山梨にある大菩薩嶺に登山へ。
ほぼ始発電車に乗った。
外はまだ暗くて、東の空がほんの少しだけ朝日の予感をさせるくらいだった。
こんな時間に出かけるなんて久しぶりだ。
なかなかこんなのも気持ち良いなぁと思いながら、駅のホームに降りると、うわ、なんかいっぱい人がいるんだけど!
あれ、早朝、朝帰り?仕事明け?
夜に活動してる人達っていっぱいいるだなぁ、なんて考えていたら、ふと気がついた。
あっ、ハロウィンか!?
そんな行事にトント疎く、関係ない生活をしているものだから、すっかり忘れていた。
皆さん、お楽しみ後のお帰りですね。
私はこれからお楽しみに行ってきます。
街中を抜けて、自然の中に身を置きに!
電車に乗ると、途中、線路に人が立ち入ったとかで、しばらく運転見合わせが。
時間間に合うかな?と私は心の中で心配していると、向こうで男性が大きな声で文句を言っている。
何度か聞こえたその大事に対し、今度は私の近くの人がグダグダうるせぇ、と応戦する声。
ひえー、怖いと思ったが、なんだか犬たちの吠えあいみたいにも感じられてきて、可笑しくとなってきた。
登山前に垣間見る都心の喧騒。人間模様。
そんなのを感じながら、私は心身満たす山へ向かうのだ。