感情を表す言葉たち

9月から受け始めたカウンセリングトレーニング講座も後半に差し掛かっている。

前半は自己理解を深めることがテーマだったが、その自己理解を深めた上で、後半は共感しながら聞く、実践に入っていく。

コミュニケーションとは言葉だけではないが、とはいえセッション、面接は言葉によって行われる。

その中で、聞いている、共感している、ということを伝えられるのもやはり言葉に頼るところは大きい。

共感していることを示すためにできることは、相手が話す文脈の中にある感情にしっかり気づき、受け取ったということを相手に伝え返すこと。

そんな練習を講座の中でしたのだが、その際にその感情を表すボキャブラリーをどれだけ持っているかがキーになるということを痛感した。

例えば、試験に落ちて意気消沈している話をした相手に、「それはショックでしたね。途方に暮れる思いですね」とか。

相手の感情にズレない言葉を送ることが、何より大切だということ。

そのためには、その言葉のレパートリーをどれだけあるかというのは、武器になる。

確かに、それは私が常々感じていることだった。

相手にリアクションして言葉にしたいのに、その言葉が見つからない。

なんとか表現しようと試みるが、グダグダになり、結局上手く言えないけど、、こんな感じ、、、と変な締まり方になることが多くて困ることが実際多いのだ。

講座ではこんな風に先生が表現されていた。

相手の話す言葉の後ろに流れる感情のBGMを聞きましょうと。

感情のBGMっていうとなんか意識しやすいなぁと思った。

まるでメロディから作り出す作詞のようだ。

そういえば、以前「感情のことば事典」というのが気になって購入したまま眠らせているのがあったんだった。

そんなのも活用しながら、BGMからフィットする言葉をもっと増やしていけたらいいな。

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