私の傾聴脳内システム

コーチ仲間のたむさんが開催している傾聴講座に参加している。
第3回まで進んだ今は、忠実に相手の言葉に集中しに付いていく、ということを練習している。
私は聞くことはそんなに苦手ではないと自分では思っているものの、とはいえ自分がちゃんと聞けているのとは何か違うというのを感じていた。
この傾聴の練習をしていて大きく気づいたことがある。
相手の言葉を聞きながらも、それとは別に私の中で解釈の世界が大きく膨らんでいる。
どちらかと言うと、相手の言葉はBGMと言った方が近い表現なのである。
相手発信なのに、BGMって?!
ちょっと酷いよなー。
そもそもがそのシステムで働いてしまっているものだから、相手の言葉だけに集中しようとした時に、自分の解釈の世界を完全にシャットダウンすることが難しく、脳内がアタフタと慌てだす。
集中するターゲットがいつもと違うから、現在地探しに戸惑うGPSのような状態だ。
傾聴講座で自分の脳内システムを理解することになった。
そう、傾聴を通して、こういう自己理解を進めたいというのが、実は私のこの講座での大きな目的でもある。
自分が今まで作り上げてきた聞き方、脳内の反応を軌道修正することはそう簡単ではないだろう。
でもまずその一歩は理解することから。
この講座で、何を得、どう変化できるのか、今後の自分を楽しみにしたい。