ただ心が欲するもの
友人がこんなことを言っていた。
何のためでもない、何の目的もない、ただただ自分が楽しいからというものに没頭したい。そういう何かを見つけたい、と。
わかるなー。
大人になったわたしたちは、ついつい、何かやる事に意味を見出そうとする。
何のためにやるの?
それやったら、何かになるの?意味があるの?
その問いが出てくるから、だから何かいいなって思っても、意味ないか、って諦めて、その思いを手放してしまう。
でも、心は結局はそういうものを求めている。
求めているというか、逆にだからこそ、本当は何がしたいのかわからなくなるという方だ。
別の友人は、やりたかったことを一つずつやるワークと称して、気になっていたけれども手を出したことがなかったものにトライしていっていたりする。
パンケーキを食べる、とかマッサージに行くとか、アロマを焚いてみるとか、そういうこと。
そういうことを、ついつい後回しにして、何かのためになることに一生懸命になってしまうのだ、わたし達は。
そして、結局、本当は何がやりたいんだろう?ってなってしまう。
最近の私は、といえば、何度か登場している平和島天然温泉で過ごす時間が、ただただリラックスのための時間なのだが、それもある意味は健康のためだったり、読んでいる漫画キングダムだって、どこか人生の教訓を得ているようにも思う。
そんなこと言い出すとキリがないのだが。
いずれにしても、私も理屈ではない心が欲するものを見つけるなり、試すなり、もっともっとしていきたいな。