未完了の感情

「感情とは流れていくもの」
今日参加した「繊細な自分への対処法」というワークショップで
そんな話が出た。
ポジティブな感情はウェルカムに受け入れられて、
何の抵抗もなくちゃんと感じるから軽やかに流れていく。
反してネガティブな感情というのは、辛くイヤなものだから、
ついつい目を背けてしまう。
見て見ぬふりをしたり、無かったものにしたり。
でもそうすると、その感情はちゃんと感じられないことで滞る。
知らぬ間に、うっすらと溜まっていく。
流れない。
そう言われると、その感覚、よくわかる。
うっすら溜まっていくものは、意識からは消されるけれど、
無意識下に積もっていく。
だからよくわからないけど、ドンヨリしたり身体がずしッと重く感じられたり。
だから、どんな感情もしっかりと受け止めてあげる。
いてもいいよ。大丈夫だよ、と声をかけてあげることが大切だと。
そんな話を聞いていたら、今朝目が覚めた時のことを思い出した。
なぜか中学時代の友人たちが思い出された。
何となくイヤだなと思うことがあって、いつからか会わなくなってしまった友人たち。
些細なようなその時の出来事。自分に対する罪悪感のような気持ち。
すると、似たような別の友人との思い出も芋ずる式に出てくる。
なんとも寝覚めが悪い朝だった。
要は消化しきれていない自分の思い出、感情がたくさんあるんだなぁ。
今日のワークショップのために無意識があえて用意してくれていたような朝だった。
誰にだって、そういう感情ってあるものだ。
自分だけじゃなくて。
人はそういうもの。ただ向き合っていけばそれでいいだけ。
しっかり自分の未完了の感情を消化してあげたい。