昭和な交流
お隣さんからセロリを頂いた。
ピンポーンと玄関チャイムが鳴って
宅配屋さんかと思ったら、お隣さん。
出てみるとセロリを1本持って立っていた。
ウチは結構な都心部にあるのだが、その割に周りの環境は
昭和な雰囲気に満ちている。
ここに住んで10年ほどになるのだが、
古くからの住人の方が周りには結構いらして、
昔のこの辺りのことを教えて頂いたりもよくする。
ご近所のお年寄りのお宅の花壇の世話までされている方の姿や、
作った夕食のおすそ分けを持ってお邪魔している声が
聞こえてきたりして、サザエさんの世界のようである。
そして、今日はウチはセロリのおすそ分けを頂いたわけだ。
お隣さんは、大きな株を頂いたそうで、食べきれないからと、
キレイな瑞々しい立派なセロリを1本。
少し前までは夫が区の貸農園の畑で野菜をたくさん育てていたので、
ウチもしょっちゅうご近所に配ったりしていたのだが、
最近はそれがなくなってしまったので、そういえば、めっきりだった。
さてさて、今日はセロリで何を作ろうか。
さっそく調べて、鶏肉やピーマンとナンプラー炒めを作ることにした。
ご近所との心温まる交流のお陰で、最近あんまりやる気の出ない料理も
ちょっと気持ちが上がっている。
美味しくできるといいな。