年末の入院騒動

姉が急性虫垂炎で入院した。
昨夜の夜中の話。
姉夫婦は、東京と京都の二重生活だったのを京都に比重を移すことになり、
昨日は東京にちょうど一時的に戻っていたのだった。
義兄は京都。
夜中、連絡が入っていたのを私は全く気付かず、
今朝も早くからコーチングセッションが入っていたので、確認は大幅に遅れた。
私がようやく連絡を取れた時には、すでに落ち着いて、
後は薬で抑えるか手術するか、今後の方針を決める段階になっていた。
東京姉宅はウチの近所で、入院先も歩いても行かれる距離なったのは幸いだ。
コロナ禍のため、面会は出来ないが、必要な入院道具を届けることはできる。
姉から必要なものを聞き、買い物をしたり、姉宅へ荷物を取りに行ったりと
今日は奔走することになった。
なんだかんだヘトヘトにはなったが、こういう時に思い出す言葉がある。
「人のお世話ができるってありがたいことじゃない。
それはあなたが健康だから出来ることなのよ。」
以前、私が気づけば義理の家族や友人の看病に当たってばかりいると
こぼした時に母が言った言葉だ。
これを聞いて心から確かに!と思った。
自分が元気だからこそ担えることなのだ。
もちろん、今日の出来事は疲れはしたが、
姉のために役に立てたことはとても嬉しいし、こぼしたいことでは全くない。
そんなことより、年末のこんな時に入院騒動で、
姉たちは年末年始に恒例の温泉旅行が待っている状態なので、
どうなるかヤキモキするくらいだ。
命に別状がある話ではないのが、何よりありがたいことではあるが、
こんな時期にというのは不憫でならない。
健康の大切さを思い知らされる年越しとなる。
今は姉が無事、落ち着いて年末年始を温泉でゆっくり過ごせることを、祈ろう。