安全地帯

コーチングを学び、コーチングスクールのコミュニティに入り、
安心安全な環境の大切さを非常に実感してきた。

そもそも私は人以上に安心を求める質だと思う。

だからこそ、そういう場が提供されていることが心から嬉しかった。

これまでは無意識にそれを確認し、チェックする機能が働いていて、
そこですでにエネルギーを消費していた、そんな風に思う。

そういった余計なことなしに、ここは大丈夫!
そういう前提があることで、心も身体も自由を感じられる。

私だけでなく、人はそういうものなんだ。
それを体感することができた。

その大切さはどうしたって動じるものではない。

しかし一方で、最近感じさせられることがあった。

コンパッションの講座を受講していく中でのことだ。

安心安全なだけでは気がつけないこと。

痛いけれども、そこをキチンと通過しないと、前に進めない。

無意識でそう知っている気がする。

そこには勇気が必要で、強さを要求される。

提供する方もされる方も。

それは今まで思っていた安心安全とはちょっと違う。

安全は確保されているのだろうけど、
自分自身が怖さを伴っている。

正直、まだ安心できていない。

でもこれが、本当の安全地帯を作るということなのだろうか。

こんな中で今、私は少し不安定な状態にいる。

そして、今朝、安心安全な仲間にこの不安定な話を聞いてもらった。

こういう安全地帯があるからこそ、
今の不安定な怖さに向かっていけるのかもしれないな。

また訳が分からなくグルグルし始めるが、
ただただ、私は自分の本当の安全地帯を作りたいんだ。

ただ、その途中においては、一度、いや何度か
自分にとっての安全は崩されるのかもしれない。

そんなことを思った。

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