資質という相棒

私が参加しているコーチングプレイスでは代表の塙さんがストレングスコーチであることに始まり、
参加者にも同様にストレングスコーチの認定者が結構いる。

なのでストレングスファイン関する勉強会も活発に行われている。

そして、最近始まった「ファミリーストレングス講座」を私は受講することにした。

ファミリーと名がつくけれど、家族に留まらず、ストレングスの理解を深め、活用することで、
自分自身も、周りの人達との関係性もグレードアップすることを目的とした講座だ。

早朝5時45分から1時間、月2回x3カ月 全6回。

早朝クラスに参加するようになったというのは、1,2年前の私には奇跡的な話だ。

人って変わるものだな。

さて、今日は2回目。

まずは自分の資質を理解する大切さについて学んだ。

自分の資質を意識し、どう使っているかに始まり、今使うべきか、控えるかを選択する。

そして、その時の相手の反応、自分の感情を確認し、調整しながら
自分にとっての心地よい資質の使い方の落としどころを模索していくと良い。

そんな話だった。

私は、自分の資質についてはだいたいは理解しているようには思う。
コーチングプレイスに入ってのこの2年ほど、ストレングスの勉強会にはなるべく参加もしてきた。

でも意識して使っているかと聞かれるとよくわからない。

そう思っていた。

ただ、講義を受け、みんなの話を聞き、疑問を投げたりした中、

私は今その渦中で実は苦しんでいるということに気がついた。

一番の例が3位に持つ「共感性」

上位資質なだけに、自動運転で使われる。

それで、良い面もあるが、共感疲れに陥ることも多い。

そして、本心では気が進まなくても、相手を思うとやらずにはいられず、
知らず知らずに無理して、気がつくとイヤになる、そんなことをパターンとして繰り返してきた。

なので、今は、「気が進まない」という気持ちを自分自身で汲み取って、
「無理はしない」と自分に言い聞かせる。

それを敢えて選択するようにしていたのだ。

でも、これがかえってキツイ。

無理はしないと自分を大切にしている一方で、
相手の立場に寄り添っていない自分が、これでいいのか?
自分の良心に反していることをしているような気持ちになる。

そんな話を講座の中でシェアしていたら、涙がポロポロ出てきた。

結論として、何が正しいのかはわからない。

きっと正しいも間違っているもない。

ただ私の心持ちがどうあれば、心地よくやっていかれるかなだけだ。

自分の資質の扱い方。

そんな上手くできないよ。どうしたらいいのだ?

そう思ってしまう。

でも、よく考えたら、今はその渦中でチャレンジをしてみているのだ。

今、苦しく感じるのは、今までと違うことをしているから。

それもやってみなければわからないことだった。

これからどうしていったら良いのかはまだわからないけど、
試行錯誤しているから苦しい。

それがわかっただけでも、大きな収穫だと思えた。

これまでの人生で長いことかけて身に着けてきた自分の資質と使い方だ。

それは私が上手く生きるために身に着けたもの。

根気強く、仲良く付き合っていこう、

今言えるのはそれだけだ。

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