完璧主義

完璧主義。
私は確かに持っている。
ストレングスファインダーの資質でも8位に最上志向がある。
最上志向はそのまま完璧主義と言っても良いのだろうと思う。
8位と言えども、存在感は大きく、
これによって動けなくなったり、苦しくなったりすることは、
この資質を理解するようになった今でもある。
今日、コンパッションに関するワークをやっていたのだが、その中に
「完璧主義とは向上心のことではありません」と書かれていた。
その根本には、他人から賞賛されたい気持ちがあり、
「人からどう思われるか」「自分はどうするべきか」
と他人に目を向けているものだという。
それは、恥や避難、批判を避けたり、最小限に抑える
そのための考え方だと。
一方、健全な努力というのは
「どうすれば向上できるか」「自分がどうしたいか」
というもの。
これを読んで、確かに確かに、と納得しまくる。
完璧主義は自分を守る鎧に過ぎない。
その鎧を脱ぐためにできること。
■人にどう思われるかよりも自分がどうしたいか
■自分の今できるベストを求める(過度な要求をしないように!)
■悩みはみんな持っているもの
(誰もが欠点や悩みを持っていて失敗はしていいもの)
自分が向上する、したいから、そのためにある完璧主義、最上志向だと
正直私は思っていた。
だけど、実際は、どんなに頑張っても満足は全然できない。
それは要求が果てしないから。
しかもそれは、自分の心による要求ではなく、
他人からどう見られるかが基準になった要求だったのだ。
「鎧」という言葉がとてもいい表現で、
心に響いてくる。
そんな「鎧」は脱ぎ捨てたい。
どんなに心も身体も軽くなることだろう。
より良く向上することは素敵なことだけど、
それ以上に自分自身に優しい、他人にも優しい、
そういう世界で柔らかく生きていきたい。