そのまんま

昨日会った友人は、1年半ほど前、初めてオンラインのセッション練習で対面した。

そしてその初めての彼女とのセッションで
「MaiさんはMaiさんのままで良いと思います。
そのままのMaiさんが良いと思います。」

そう力強く、言ってくれた。
そして初対面の中、私は泣いていた。

私は3月生まれということや、家族の中での末っ子であるということ、
そもそものキャラ自体も影響あるように思うが、
特に若い頃は、いつも人に助けてもらい、面倒を見てもらっていたという思いがある。

友人は少し上のお姉さんに感じることが多く、
気がつけば、当たり前のように甘えていた。

それだけではないのかもしれないのだが、
私の中ではそういう思い込みが非常に強い。

だいぶ大人になってから、どれだけ私は他人に助けてもらい、
迷惑かけて、生きてきたんだろうと思うようになった。

だから、いつもどこかで、
「私、また迷惑かけてない?大丈夫?」という声が私の中で響く。

そうい不安について、セッションで話していたのだ。

あの時の彼女の力強い声かけは今でもしっかりと覚えていて、忘れることはないだろう。

昨日会った時も、みんなそのまんまでいいんだ、
という話になった。


一生懸命何かしないと、目標を達成しないと、と世の中はせかされ動いているように見える。
それって、本当に自分の心がそう思っているのか?
そうでないといけないという価値観を植え付けられているだけなのではないか?と。

そう、その訳の分からない誰かの、世の中の価値観ではなく
自分が本当に心地よいと思える価値観で生きたい。

それは頭でではなく、身体が本来感じることができることなのだろう。

昨日は、もっといろんなモヤモヤ話も聞いてもらったりもしていたが、
結局のところ、どんな人もそのまんまで良い、というところに落ちていった。

その中に1年半前の
「MaiさんはMaiさんのままでいいんです」

そのメッセージがずっと流れているのを感じた。

承認するってこういうことだ。


こういうことを身をもって感じていくこと、
これが本当に財産になっていく。

心がその温かさを受け止めていた、そんな有難い時間だった。


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