過集中

私は日常の何でもない事でも
気がつけば、息を詰めてやっているということが結構ある。
過集中というのか。
例えば、今日もお昼ご飯の用意をしている時。
何でもない簡単なお昼ご飯だが、
ついでに夜のサラダやお味噌汁の準備も合わせてしていた。
昼食後に講座が始まるというタイムリミットがあるので、
時計をチラチラ見ながら、進めている。
調理で出た洗い物をしたり、
レンジや焼き物やお湯を沸かすタイミングが合うよう調整しながら、
お昼、夜用にもなる2品とお味噌汁の準備を仕上げ、
ご飯にありついた時には気持ちはゼイゼイしていた。
時間の読みがちょっと甘かったのか、もうすでに結構な時間になって
そんなにゆっくり食べている時間があるわけでもない。
でもこんなゼイゼイじゃ、ご飯も美味しく食べられない。
これではと思い、呼吸1分タイムを設けてみた。
ちょっと自分に戻る時間が必要だ。
こんな何でもないことならリラックスしてやることもできるだろうに。
そんな風によく思う。
でも身体の内部には緊張があるのを感じる。
それは確かだ。
まずはその小さな緊張をしている自分をしっかりと認識しよう。
それで一旦立ち止まり、そうだったんだね、と意識を身体の内部に向けてみよう。
そういう小さな一歩一歩が大切なのだと聞いた。
今すぐ何かが変わるわけではないけれど、
自分を見つめること、声を聴くことが今できることだ。