発音からの英語学習

英語の発音レッスンをコーチ仲間に受けさせてもらっている。

英語から遠ざかってどこから勉強したらいいかわからなくなって久しい。

私は30代の時にドイツに1年弱住む機会を得、その時にドイツ語を勉強した。

ほぼゼロから始めた勉強だったので、大変だったが、生活しながら学んだ言語というのはやはり違う。

英語は中学校から大学まで、そしてその後は独学でも少しは続けたが、
このドイツ語が途中で入って、英語とドイツ語のどちらもどっちつかずになってしまった。

どちらもモノにならず、この中途半端さをどちらもコンプレックスとして持ち続けてきた。

ドイツ語にも未だ後ろ髪をひかれ、どちらに本腰を入れたらいいか自分でもわからないまま今に至る。

とはいえ、英語はやはりもう少しできるようになりたい。
もう少しとこの曖昧さがいけないのはよくわかっているが、それでも学ぶ楽しさを得ている状態になりたいとずっと思っている。

そんなところに仲間のレッスン募集があり、この機会はぜひにと受けさせてもらっている。

これまでは英語の歌を歌う中での発音指導をしてもらった。
英語の歌なんて、全くどうしようもなく歌えるわけないレベルだった私も
1曲だけはなんとか歌えるようになった。
誰にも聞かせたことはないし、聞かせる勇気は今もないが。。。

そして、今度は「英語耳」というずいぶん前に出版された英語テキストを用いて
レッスンをしてもらうということになった。

この発音コーチがこのテキストで発音をマスターしたこと、そして私もこのテキスト、
その昔、話題になって購入してあって、何も習得しないままではあったが
手放さずに持っていたのだ。

レッスン前に自分でもやってみたが、地道な発音練習でどうも面白くない。
サラっと見て、サラっと聞いて終わってしまう。

ところが、今日レッスンをさせてもらうと、やっぱり良い!
発音練習は口腔内の筋トレでもあるのだが、自分だとその筋トレ感まで持てないが、
一緒にやってもらうと、しっかり筋トレしている感覚を味わえる。

しかもこのテキストを隋の髄まで習得されている方だけに、
本を読んだだけでは、よくわからないところまで、説明が行き届いている。

レッスンを終えて、なんだか楽しくなって、これなら自分でも続けてみよう!
と今はやる気に満ちた状態となった。

ほんにほんに、私は人と一緒だとパワーがグンと出てくる。
相手のエネルギーから受ける影響が良くも悪くも、大きいのだ。

この機会に心から感謝しつつ、英語学習を勢いに乗せてみたい。

それにしても、昨年、語学関係の本やテキスト類をだいぶ処分したのだが、
その中でも20年近く前のこの本はあえて残しておいたことに
何か感じてしまう、運命思考思考持ちの私なのであった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です