運動と脳

3年ほど前からダンススタジオでダンスを習い始めた。
子供の頃からの憧れを40代も後半になって始めたのだ。
やってみると、思った以上に難しく出来ない。
正直もうちょっと出来るかと思ったが、無様という以外に表現のしようがなく、
レッスン帰りは凹みまくりで半泣きなこともしょっちゅうだった。
この凹み話は、し始めると止まらないのだが、
それは少し置いておいて、今日はダンス後の時間について書きたい。
ダンスレッスン後は私のカフェタイムとなっている。
だいたい1時間半から2時間くらい。
手帳タイムにしたり、読みたい本を読んだり、
参加しているイベントのワークの宿題のようなものに取り組んだりと、何かしらしている。
内省持ちなので、途中、思考を巡らし泳がせてしまうことはもちろんあるのだが、
案外ただボーっと過ごしていることは少ない。
ダンスが終わった直後はクタクタに疲れて、頭なんて全く働きそうもなく、
今日は何にも出来る気がしないと思うのに、実際は逆にかえって集中しているように思うのだ。
最近、運動の大切さを友人とよく話している中で、このことに改めて気がついた。
運動したことで身体にスイッチが入り、脳が目覚めるとでもいうような。
もしくは、運動時にいつもと違う脳の箇所がフル回転され、
それによって他の部分も良い影響を受けて、回りやすくなる。
そんな感じ。
私は確かな説明はできないけれど、今は科学的にもこういうことはキチンと証明されていて
書籍などでも色々読んだりはしている。
私にとってダンスは踊りたい欲から始まり、結果として良い運動となっている。
そうして積極的に身体を動かすことで、私の人生の回転をうまく回していけているのなら、
ますます頑張ろうと言う気になる。