身体への意識

最近、五感を使う大切さをつくづく感じる。
身体をよく使うということ。
コロナ禍ですっかりZoom生活で、それはそれで満足はしていた。
リアルに会えなくても、人と交流ができ、孤独を感じることもない。
特に私はコーチング関係の人達と触れ合うことがほとんどなので、
単に友達と会う以上に深いつながりを感じられることが多く、
それは大変充実感を得られるものではある。
ただ、Zoomという画面の枠に自分を映し、相手を見る。
意識が向くのは頭の上だけ。
もともと思考過多な私が、ますます頭だけに支配されるようにも思えてきた。
そのせいか、なんだか疲れる。
座ってばかりいるからもあるし、何か偏りを感じる。
先日読んだ本に
「脳を独裁者にするな」という言葉があり、心に響いた。
自分の心を考える時、脳だけに閉じ込めず、身体全体を感じることが大切だという。
先日、今受けているNLPのクラスで、ビジョン、ミッションを書き出す作業をした。
クレヨンで絵も描いて、幼稚園児のように楽しくできた。
これまでも、こういうワークはやったりしたのだが、
いつも私は「できない」という感覚が強くて
なんとも苦しい感じがしていたのが、初めて「出来た」と思えて嬉しかった。
NLPの講座では、それまでにも色んなワークをしたり、しかも身体を使うことも多い。
座ったまま話すのではなく、立って身体を解放する動きをしたりもする。
クレヨンという懐かしい感覚、絵を描くという、左脳から離れる作業。
そういったものが相まったからこそ、自然と楽しく出来たのではないかと思う。
そういえば、「疲れたら動け」という本もあったな。
これはまたちょっと主旨は違うかもしれないが、とにかく身体を動かすことが心の健康に繋がり、
自分を解放し、自分の心に従うことになる。
煮詰まった時こそ、身体を動かそう。
そして自分の身体と心の声に耳を傾けよう。